設計コンサルティング

 
「高速機関R5」の特長は、優れた検索集計性能、ローディング性能、およびDBサイズの圧縮にあります。
現段階における「高速機関R5」の位置づけは、既存の従来型RDBと対比して表すと下図のようになります。

位置づけ
従って、「高速機関R5」の位置づけをよく理解した対象アプリケーションの選択、その特長を活かしたシステム構築が重要になります。
設計コンサルでは、案件毎に異なりますが以下のサービスを行います。

  1. システム要件定義
  2. データ分析、サンプルデータ評価
  3. テーブルスキーマ設計

特に、従来型DBに対し「高速機関R5」として留意することは、

1.正規化設計:
「高速機関R5」は、従来型DBのように結合(JOIN)のコストがかからないので、データ志向の論理設計(正規化設計)どおりに設計していくことが、データの重複度が少なく最も効率的なシステム構築となります。
2.メモリ設計:
「高速機関R5」は、メモリ型DBとして、アクセス性能が1万倍以上も異なるメモリとディスクを明確に区別して扱います。そのため、常時はデータをメモリに配置するかディスクに配置するかをテーブル毎に指定することができます。
(従来型DBでは、データは常時ディスクにあるものとして、必要時メモリ上に持ってくるやり方を取っていますが、これでは最近のGBを越えるメモリを搭載したコンピュータを効率よく使うことはできません。)

 
 

対象アプリケーション

「高速機関R5」は、大量のトランザクションログデータ(受発注伝票やWEBアクセスログなどの履歴データ)の検索集計処理や、バッチ処理など、以下のような情報系アプリケーションにおいて特に威力を発揮します。
 
検索集計処理
 

大量のデータを検索・集計・分析するシステム。
データはまとめて登録(データベースにローディング)するか、定期的(1回/日など)に追加登録します。データの更新はありません。

大量のデータとは、基幹系システムが生成するトランザクションログデータや、コンピュータが吐き出す各種LOGデータ、生産ラインのプロセスデータ、製造品質管理データなど多岐にわたります。

 
バッチ処理
 

大量のデータを検索・集計・分析するだけでなく、更新処理するシステム。
データは通常、定期的(1回/日など)に追加登録するか、定期的(1回/Hなど)にインサートします。データの更新があります。
但し、リアルタイム更新ではなくバッチ更新です。バックアップも定期的に行います。

具体的には、以下のようなアプリケーションがあります。

  1. OLAP(On Line Analytical Processing)
  2. CRM(Customer Relationship Management)
  3. DWH(Data Ware House)
  4. MRP(Material Resource Planning)
  5. LOG分析(Log Analysis)

1.OLAP(On Line Analytical Processing):
大量のデータを分析・マイニングするシステム。市販されているパッケージ商品では分析性能が追いつかない、あるいはデータ量が大きすぎて分析処理およびその前処理に時間がかかりすぎるような場合に、ROLAP(Relational OLAP)として有効です。

2.CRM(Customer Relationship Management):
顧客の販売データ・問合せデータなどを基に、顧客の販売指向、商品の販売傾向を把握するためのマーケッティングシステム。
RFM分析、デシル分析やイベントとの相関関係を分析したいなど重たい集計処理の場合に特に力を発揮します。

3.DWH(Data Ware House):

企業が保有する主要なデータ(商品、顧客、製造、販売、組織など)を数年間保存し、必要に応じ業務分析や動向分析を行うシステム。
他の多次元データベース製品のように多大な前処理時間を要するCUBEの作成が不要です。データベースの容量が小さくて済みますので、メンテナンスも容易になります。

4.MRP(Material Resource Planning):
製品および部品の適正在庫を目的に生産計画と連動した、部品の最適調達計画の策定を支援するシステム。
製品を構成する部品展開表(BOM)をベースにした繰り返し計算を高速に処理できるので、短い周期でのシミュレーションなどに威力を発揮します。

5.LOG分析(Log Analysis):
PCの操作LOG、WEBアクセスLOG、メールの履歴LOG、各種通信LOG、RFIDトレースLOGなどの大量LOGデータを分析するシステム。
今後益々クローズアップされてくるコンピュータフォレンジック問題(注)に伴って、急速に増加するLOGデータの分析に
桁違いの能力を発揮します。

(注)不正アクセスや機密情報漏洩などコンピュータに関する犯罪や法的紛争が生じた際、また、コンプライアンス経営を推進するJ-SOX法に関連して、原因究明や捜査に必要な機器やデータ、電子的記録を収集・分析し、その法的な証拠性を明らかにする手段や技術の総称。

 
 

ハイブリッドシステム

日々のオンライン業務に直結した基幹系アプリケーションとは、定期的なファイル転送でデータ連携するハイブリッド
システムで対応するものとします。

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